「生存時間分析」プラットフォームでは、グループごとの生存関数の推定値をグラフにした階段プロットが表示されます。凡例に各グループの色と線種が表示されています。
図13.4 生存分析プロット
プロットの下にあるレポートには、生存時間の要約統計量と分位点、グループごとに計算した生存率のリスト、グループを組み合わせて標本全体から計算した生存率のリストが表示されます。グループが2つ以上ある場合は、生存曲線を比較する統計的検定も計算されます。
時間ゼロにおいて故障が生じている場合には、「Kaplan-Meier法によるあてはめ」の赤い三角ボタンのメニューからいずれかの確率分布をあてはめると、「時間ゼロにおける故障」レポートが表示されます。このレポートには、グループ変数の水準ごとに、時間ゼロにおける故障数を示す表が含まれています。グループ変数が指定されていない場合は、この表には「組み合わせ」という1行だけが含まれます。この表には、「確率時間>0」という列もあります。この列は、グループごとの、ゼロではない故障時間を持つ観測値の割合を示します。