関数を使用する際に構文を覚えていない場合や、詳しい情報を知りたい場合は、その関数の上にカーソルを置くと短い説明が表示されます。ツールヒントはJSL関数のみで使用でき、プラットフォームのコマンドやメッセージ、ユーザが作成した関数では使用できません。JSL関数名は、スクリプトエディタに青色で表示されます。
ツールヒントには、関数の構文や引数、簡単な説明が表示されます(図4.4)。ヒントは、スクリプトエディタウィンドウのステータスバーにも表示されます。
図4.4 JSL関数のツールヒント
スクリプトを実行した後、変数名の上にカーソルを置くと、変数の現在の値がわかります。変数のツールヒントをオフにするには、[環境設定]>[スクリプトエディタ]>[変数値のヒントを表示する]の選択を解除します。
関数のツールヒントをオフにするには、[環境設定]>[スクリプトエディタ]>[演算子または関数のヒントを表示する]の選択を解除します。
ヒント: 関数のツールヒントに加えて、「スクリプトの索引」にあるその関数のエントリも表示できます。スクリプトを入力し、Altキーを押しながら、関数をダブルクリックします。機能の説明、サンプルのスクリプト、および構文の情報を確認できます。また、スクリプトを実行し、関数を右クリックし、[ブラウザでヘルプを開く]を選択すると、そのトピックに関するヘルプが表示されます。
1. スクリプトウィンドウに次の内容を入力し、実行します。
my_variable = 8;
2. 実行後、変数名の上にカーソルを置きます。
ツールヒントに変数の名前と値(8)が表示されます。
3. 次の内容を入力し、実行します。
my_variable = "eight";
4. 実行後、変数名の上にカーソルを置きます。
ツールヒントに変数の名前と値("eight")が表示されます。