公開日: 04/01/2021

ツリーノードとツリーボックス

以下のメッセージで、nodeはツリーノードまたはツリーノードへの参照、rootはツリーボックスまたはツリーボックスへの参照を表します。

警告: macOSの場合、子ノードを持つルートノードにCollapseメッセージを定義するSet Node Select Scriptを送ると、スクリプトが2回実行されます。Windowsの場合、スクリプトは実行されません。

node<<Append(<node>)

このノードの子の後ろにツリーノードを挿入する。

node<<Collapse

ノードを閉じる。ノードの親が折りたたまれている場合、この動作が実行されない場合もあります。

node<<Expand

ノードを開く。ノードの親が折りたたまれている場合、この動作が実行されない場合もあります。

node<<Get Dimmed(<node>)

ノードのテキストを暗くする(透明度を低くする)オプションを取得する。

node<<Get Font Style(<node>)

ノードのフォントスタイルを取得する。

node<<Get Tip

ツリーノードのツールヒントを戻す。

node<<Prepend(<node>)

このノードの子の前に、ツリーノードを挿入する。

node<<Remove

ツリーからノードとそのすべての子を削除する。

node<<Set Dimmed(Boolean)

ノードのテキストを暗くする(透明度を低くする)オプションを設定する。

node<<Set Font Style("Plain"|"Bold")

ノードのフォントスタイルを指定する。

node<<Set Selected(<node>)

指定したノードを選択する。ノードの親が折りたたまれている場合、この動作が実行されない場合もあります。

node<<Set Tip(tooltip)

ツリーノードのツールヒントを設定する。tooltip引数は引用符付きです。

root<<Collapse(<node>)

ツリー内のノードを折りたたむ。

root<<Expand(<node>)

ツリー内のノードを展開する。

root<<Get Selected(<node>)

現在選択されているツリーノードを取得する。

項目が1つのツリーでは、現在選択されているツリーノードまたはEmptyが戻されます。

MultiSelect引数を含むTree Box()の結果は、表3.1に示すとおりです。

表3.1 複数選択のツリーの結果

ツリー内の選択項目数

結果

選択項目なし

empty

1つの項目を選択

1つのツリーノードのリスト

複数の項目を選択

選択された複数のツリーノードのリスト

root<<Is Multiselect

複数選択ツリーの場合は1、単一選択のツリーの場合は0を戻す。

root<<Set Selected(node|{nodes}, <Boolean>)

指定されたツリーノードを、ツリーディスプレイボックス内で選択する。ツリーノードのリストが指定された場合、複数選択のツリーではリスト内のすべてのノードが選択されます。そうでない場合は、リストの最初のノードが選択されます。ノードの選択、または非選択は、ブール引数で指定します。デフォルト値は1で、ノードが選択されます。

注:

Windowsの場合、Set Selectedメッセージは、選択されたノードとツリーのルートとの間のすべてのノードを展開し、ツリーの奥深くで選択されている項目をすべて表示します。この展開の状態は、すでに選択されていたノードには影響しません。

macOSの場合、Set Selectedメッセージはツリーの展開状態に変化を与えません。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).