入力する効果: A、B
1. 「列の選択」リストで、2つの名義尺度または順序尺度の効果A、Bを選択します。
2. [追加]をクリックします。
図2.9は、「Analgesics.jmp」サンプルデータを使って描いたプロファイルです。モデルの効果は「性別」と「薬」で、応答変数は「痛みの程度」です。このプロファイルを作成するには、[分析]>[モデルのあてはめ]を選択し、「モデルのあてはめ」の起動ダイアログにて、「痛みの程度」を「Y」に、「性別」と「薬」をモデル効果に指定して、[実行]ボタンをクリックします。「応答 痛みの程度」の赤い三角ボタンをクリックし、[因子プロファイル]>[プロファイル]を選択します。
プロファイルで描かれている折れ線は、赤い縦の点線で示された水準の予測値を示しています。赤い縦の点線をマウスで動かして、他の水準での予測値を見てみましょう。
図2.9の上のプロットは女性における予測値、下のプロットは男性における予測値を示しています。3つの薬における平均差は、「性別」のいずれの水準でも同じになっています。これは、モデル内に交互作用項がないからです。交互作用がある例については、図2.11を参照してください。
図2.9 交互作用がない二元配置分散分析