JMPでは、いろいろな形式のファイルを読み込んでデータテーブルとして保存できます。JMPでは、特別な設定なしで多くの種類のファイルを開くことができます。デフォルトでサポートされていない形式のファイルを開くには、ODBC(Open Database Connectivity)ドライバが必要です。
• カンマ区切りファイル(.csv)
• テキストから成る.datファイル
• ESRIシェープファイル(.shp)
• Flow Cytometryバージョン2.0および3.0(.fcs)
• Hierarchical Data Format、バージョン5(.h5)
• HTML(.htm、.html)
• JSON(.json)
• MATLABコード(.m、.M)
• macOS上のMicrosoft Excel 1997~2019(.xls、.xlsx)
• Windows上のMicrosoft Excel 2010~2019(*.xlsx、*.xlsm)
• Minitab Portable Worksheetファイル(.mtp)
• プレーンテキスト(.txt)
• R(.r)
• SAS移送ファイル(.xpt、.stx)
• macOS上のSASバージョン7~9(.sas7bdat)
• Windows上のSASバージョン7~9(.sas7bdat、.sas7bxat)
• SPSS(.sav)
• SQLite 3.0以上(.sqlite、.db、.sqlite3、.db3)
• タブ区切りファイル(.tsv)
• Teradata database(.trd)
• Triple-S(.sss、.xml)
• xBaseデータファイル(.dbf)
• XMLデータファイル(.xml)
WindowsおよびmacOSでは、[ファイル]>[開く]から直接SASデータセットを開けます。SASデータセットの読み込みを参照してください。
[ファイル]>[SAS]>[データを参照]でSASサーバーに接続して読み込むことも可能です。SASサーバーに接続してSASデータセットを開くを参照してください。
• Database(dBase)(.dbx、.ndx)を開くには、V3以降のODBCに準拠したドライバが必要です。.dbfファイルにドライバは不要です。
• Microsoft Access Database(.mdb)を開くには、V3以降のODBCに準拠したドライバが必要です。
データベースの操作の詳細については、データベースからのデータの読み込みを参照してください。
コンピュータ上のメモリの空き容量によって、データの読み込み処理に影響が出ます。大容量のファイルは読み込みに時間がかかったり、読み込めない場合があります。大容量のファイルを読み込む場合は、事前にファイルを分割することを検討してください。その後、テーブルを結合または連結できます。データテーブルの連結およびデータテーブルの結合を参照してください。
メモ: JMPではRコード(.R)やSASプログラムファイル(.sas)を開くことができますが、これらのテキストはデータテーブルではなくスクリプトウィンドウに表示されます。