JSLを使ってレポートウィンドウに列スイッチャーを追加します。列スイッチャーがあると、分析を再度呼び出す手間をかけずに、異なる列をすばやく分析できます。
// レポートに列スイッチャーを追加する
obj << Column Switcher(<default_col>(<col1>, <col2>, ...);
// レポートから列スイッチャーを削除する
obj << Remove Column Switcher();
たとえば、「Car Poll.jmp」データテーブルの「分割表」レポートに列スイッチャーを追加するには、次のようにします。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Car Poll.jmp" );
obj = dt << Contingency(
Y( :サイズ ),
X( :"既婚/未婚"n )
);
ColumnSwitcherObject = obj << Column Switcher(
:"既婚/未婚"n,
{:性別, :生産国, :"既婚/未婚"n}
);
// スイッチャーの幅を示すピクセル数
ColumnSwitcherObject << Set Size( 200 );
// スイッチャーに表示する列の数
ColumnSwitcherObject << Set NLines( 6 );
2つのプラットフォームのレポートで列スイッチャーを共有することもできます。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Nicardipine.jmp" );
New Window( "列スイッチャーの例",
H List Box(
sexCS = dt << Column Switcher( :性別, {:性別, :因果関係, :人種} ),
nDist = Distribution( Nominal Distribution( Column( :性別 ) ) ),
bar = Graph Builder(
Show Control Panel( 0 ),
Variables( X( :性別 ), Y( :年齢 ) ),
Elements( Box Plot( X, Y, Legend( 5 ) ) )
)
)
);
sexCS << Link Platform( nDist );
sexCS << Link Platform( bar );
メモ: 列スイッチャーを共有するレポートをJMP PublicまたはJMP Liveに発行する場合は、JSLは使用せず、列スイッチャーをダッシュボードに追加してください。『JMPの使用法』のダッシュボードを使用したレポートの組み合わせと表示を参照してください。
列スイッチャーの詳細については、『JMPの使用法』の列スイッチャーを参照してください。