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公開日: 11/25/2021

データテーブル

データテーブルオブジェクトの操作

データテーブルやデータテーブル内のオブジェクトを操作するには、まずデータテーブルを開き、そのオブジェクトに参照を割り当てる必要があります。『スクリプトガイド』では、データテーブルオブジェクトの参照をdtと表記します。

JSLでオブジェクトを操作するには、そのオブジェクトを表す参照にメッセージを送り、タスクのどれかを実行するよう要求します。メッセージとは、特定の状況のもとで、特定のタイプのオブジェクトだけが理解できるコマンド群のことです。たとえば、データテーブルオブジェクトへのメッセージには、Save、New Column、Sortなどがあります。これらのメッセージのほとんどは、たとえばプラットフォームオブジェクトなど、他のオブザベーションに対しては何の意味も持ちません。

この章では、以下の項目について解説します。

データテーブルに参照を割り当てる方法

参照にメッセージを送り、指定のアクションを実行させる方法

データテーブルオブジェクトが理解できるメッセージの種類

この章の大部分は、データテーブルや列、行、値などのデータテーブルオブジェクトに送ることができる各種メッセージに焦点を当てています。

ヒント: データテーブルの操作に使用できるJSLコマンドの大半は説明していますが、すべてを網羅しているわけではありません。包括的なリストについては、JMPの[スクリプトの索引]を参照してください。[ヘルプ]>[スクリプトの索引]を選択します。メニューから[オブジェクト]、次に[Data Table]を選択します。

目次

データテーブルを使い始める

データテーブルのスクリプトの基本

データテーブルを開く
新しいデータテーブルの作成
データの読み込み
現在のデータテーブルの設定
データテーブルに名前を付ける
データテーブルの保存
データテーブルを非表示にする
データテーブルの印刷
データテーブルのサイズ変更
データテーブルを閉じる
データテーブルの設定と取得
開いているすべてのデータテーブルに対するアクションの実行
ジャーナルの作成
Excelワークブックの作成
データテーブルの変更防止

データテーブルの高度なスクリプト

データテーブルの列の選択
要約統計量をグローバル変数に格納する
要約統計量の表を作成する
データテーブルのサブセットを作成する
データフィルタの追加
データテーブルを並べ替える
データテーブル内の値を積み重ねる
積み重ねた後のデータテーブルで値を分割する
データテーブルを転置する
データテーブルを縦方向に連結する
データテーブルを横方向に連結する
データテーブルの仮想結合
データテーブル内のデータを置換する
Tabulateを使って表を作成する
データテーブルをコピーする
欠測値のパターンを見つける
データテーブルを比較する
Summaryによる要約テーブルの作成
データテーブルに登録(Subscribe)する
行列とデータテーブル間でデータを移動する
テキストの列にハイパーリンクを追加する

データ列のオブジェクトにメッセージを送る
列の作成
テキストマッチによる列の作成
一度に複数の列を追加
列のグループ化
列を選択するための「Set Selected」の使用
列の並べ替えと移動
列の再コード化
列スイッチャーの追加
選択された列の圧縮
カスタム関数の作成、変換、フォーマット
カスタム変換の例
列の削除
列名の取得
列属性
列プロパティ

工学式SIの単位

行の追加
行の削除
行の選択
行の検索
行の移動
行に色とマーカーを割り当てる
セルの色
行の非表示、除外、ラベル付け
テーブルの行に対する反復
行の編集の防止
行の属性

データ値へのアクセス

列名による値の設定または取得
データ値にアクセスするその他の方法

データテーブルへのメタデータの追加

データテーブル変数
テーブルスクリプト
計算式
メタデータの削除

計算

事前計算される統計量
計算式エディタの計算式
より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).