平均分析(ANOM; analysis of means)法は、平均、割合、分散の多重比較を行う方法です。この分析は、次のような場合に用いることができます。
• いずれかのグループ平均が、全体平均と有意に異なるかどうかを確認する場合
• いずれかのグループの標準偏差が、データ全体から計算される誤差の標準偏差(RMSE)と有意に異なるかどうかを確認する場合
• いずれかのグループの範囲が、範囲の全体平均と有意に異なるかどうかを確認する場合
メモ: 「分割表」プラットフォームでは、応答のカテゴリが2つの場合は[割合の平均分析]を使用できます。詳細については、分割表分析を参照してください。
平均分析法全般に関する詳細と、JMPで実装されている平均分析法については、Nelson et al.(2005)を参照してください。
メモ: 起動ウィンドウでブロック変数を指定し、ブロック変数とX変数の水準の組み合わせごとの度数が同じである場合、平均分析グラフのみを使用できます。度数が等しくない場合、平均分析のオプションは使用できません。