「Plasticizer.jmp」サンプルデータテーブルを使って、軟化剤の実験を分析しましょう。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Plasticizer.jmp」を開きます。
2. データテーブルの左上にある「モデル」スクリプトの緑の三角ボタンをクリックします。
入力が完了した「モデルのあてはめ」起動ウィンドウが開きます。
メモ: 「モデル」スクリプトは、作成した計画のテーブルに保存されます。
3. [実行]をクリックすると、応答曲面分析のレポートが表示されます。
4. 「Plasticizer.jmp」には「Y予測式」という列があります。この列は、分析後に、「応答 Y」の赤い三角ボタンのメニューで[列の保存]>[予測式]を選択して追加した列です。
5. 予測式を表示するには、列リストのプラス(+)記号をクリックします。
0–50.1465*軟化剤1 – 282.198*軟化剤3 – 911.648*軟化剤3 + 軟化剤2*軟化剤1*317.363 +
軟化剤2*軟化剤1*1464.330 + 軟化剤3*軟化剤2*1846.218
メモ: この結果は、Cornell(1990)が報告した係数に修正を加えたものです。
「応答曲面」アウトラインの「解」アウトラインを見ると、点(0.63505, 0.15568, 0.20927)において予測値が19.570299となり最大となっていることがわかります。
図13.24 配合応答曲面の分析