JSLスクリプトは一連の式です。各式は、タスクを実行するJSLコードの一部分です。JSL式は、データの保持、データの処理、およびオブジェクトへのコマンドの送信を行います。
多くの式はメッセージ名の後ろに内容が括弧で囲まれた構造になっています。
Message Name ( argument 1, argument 2, ... );
JSL名の意味はコンテキストによって異なります。同じ名前でも、データテーブルのコンテキストと、関数のコンテキストでは全く別の意味を持つことがあります。詳細については、名前解決のルールを参照してください。
括弧の一致など特定の記述ルールに従うものはほとんどがJSL式として有効です。たとえば、次のような手順で要約できます。
win = New Window( "Windowの例",
<<Modal,
Text Box( "世界のみなさん、こんにちは" ),
Text Box( "-----" ),
Button Box( "OK" )
);
メモ:
• 名前にはスペースを埋め込むことができます。詳細については、名前を参照してください。
• メッセージの内容は、必ず一致した括弧で囲みます。詳細については、括弧を参照してください。
• 項目はカンマで区切ります。カンマを参照してください。
• JSLには大文字と小文字の区別がありません。「text box();」と「Text Box()」は等価です。
• メッセージが別のメッセージの入れ子になるケースも多くあります。