公開日: 11/25/2021

Tabulateを使って表を作成する

Tabulateは記述統計量のテーブルを作成します。表には、グループ列、分析列、および各種統計量が表示されます。次の例は、男子生徒と女子生徒の身長と体重の標準偏差と平均を含むデータテーブルを作成します。

dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
dt << Tabulate( // データテーブルへのメッセージ
	Add Table( // 新しいテーブルの追加
		Column Table( Grouping Columns( :性別 ) ), // 「性別」の列でグループ化
		Row Table( // 行テーブルを追加
 

// 分析列として「身長( インチ)」と「体重( ポンド)」を使用

			Analysis Columns( :"身長(インチ)"n, :"体重(ポンド)"n ),
 

// 標準偏差と平均を表示

			Statistics( Std Dev, Mean )
		)
	)
);

Tabulateで使用するテーブルの列の変換列を作成したり、その列の表示形式を設定することもできます。これには、Analysis Column()内でTransform Column()を使用します。たとえば、次のスクリプトでは、「身長(インチ)」を対数変換し、その平均と全体に対する%の列の表示形式を設定しています。

dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
dt << Tabulate(
	Set Format(
		Mean(
			:"身長(インチ)"n( 10, 1 ),
			Analysis Column(
				Transform Column(
					"対数[身長(インチ)]",
					Formula( Log( :"身長(インチ)"n ) )
				),
				Format( 10, "最適" )
			)
		),
		"% of Total"n(:height( 12, 2 ),
		Analysis Column(
			Transform Column(
				"対数[身長(インチ)]",
				Formula( Log( :"身長(インチ)"n ) )
			),
			Format( 12, 2 )
		))
	),
	Add Table(
		Column Table(
			Analysis Columns(
				:"身長(インチ)"n,
				Transform Column(
					"対数[身長(インチ)]",
					Formula( Log( :"身長(インチ)"n ) )
				)
			),
			Statistics( Mean, "% of Total"n )
		),
		Row Table( Grouping Columns( :性別 ) )
	)
);

メモ: 列の幅を変更して、「表の作成」内で追加の処理を実行することもできます。[ヘルプ]メニューの[スクリプトの索引]を参照してください。

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