Cornellの配合計画を作成するには、次の手順に従います。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Design Experiment」フォルダにある
「Plastifactors.jmp」を開きます。
2. [実験計画(DOE)]>[古典的な計画]>[配合計画]を選択します。
3. 「配合計画」の赤い三角ボタンをクリックし、メニューから[因子のロード]を選択します。
図13.20 軟化剤の実験に使用する因子と制約
4. [続行]をクリックします。
5. 「次数」テキストボックスに「3」と入力します。
6. [端点計画]をクリックします。
7. [テーブルの作成]をクリックします。すると、実験数9のJMPテーブルが作成されます。
図13.21 端点計画
メモ: 計画の生成には乱数シード値が使用されるため、作成されたテーブルはこの例のものとは異なる場合があります。
次に、頂点と全体の重心をコピーして5回の実験を追加し、実験回数14回の計画を生成します。
8. 頂点と重心を特定するには、三角図を使用します。計画のデータテーブルで、[グラフ]>[三角図]を選択します。
9. 軟化剤1、軟化剤2、軟化剤3を選択し、[X、プロット]をクリックし、[OK]をクリックします。
図13.22 計画の三角図
10. 頂点と重心の点をクリックして選択します。
図13.23 頂点と重心の特定
11. 選択されている行をクリップボードにコピーするため、[編集]>[コピー]を選択します。
12. コピーした行をテーブルに追加するには、10行の最初のセル内を右クリックし、[編集]>[貼り付け]を選択します。
メモ: カスタム計画で、2次モデル、2つの中心点、反復数4回の計画、実験回数14回を指定すれば、同じような計画を作成できます。
なお、Cornellが行った軟化剤の実験結果(応答変数Yの値)は、サンプルデータファイル「Plasticizer.jmp」に保存されています。