公開日: 11/25/2021

履歴データに基づく多変量管理図の例

この例は、履歴データに基づいて、現在のデータに管理限界を設定する例です

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Quality Control」フォルダにある「Flight Delays.jmp」を開きます。

2. [分析]>[品質と工程]>[モデルに基づく多変量管理図]を選択します。

3. 「AA」から「WN」までを選択し、[工程]をクリックします。

4. 「飛行日」を選択し、[時点ID]をクリックします。

5. 「履歴データの最終行の行番号」に「16」と入力します。

6. [OK]をクリックします。

図11.9 履歴データと現在のデータに対するT2管理図 

T2 Chart for Historical and Current Data

2組の管理限界があることに注目してください。1組目は、履歴データに対する管理限界です。2組目は、現在のデータに対する管理限界です。履歴データからこれら2組の管理限界を計算する方法の詳細については、管理限界を参照してください。

ヒント: [自動再計算]をオンにすると、データテーブルに観測値を追加したときに、管理図が自動的に更新されます。「PCA(主成分分析)モデルに基づく多変量管理図」の赤い三角ボタンをクリックすると、[やり直し]の中に[自動再計算]オプションがあります。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).