モデルに基づく多変量管理図

複数の工程に対する監視と診断

モデルに基づく多変量管理図は、1つの管理図で複数の工程パラメータを監視するのに役立ちます。モデルに基づく多変量管理図（MDMVCC；Model Driven Multivariate Control Chart）のプラットフォームでは、主成分分析モデル（PCAモデル; Principal Component Analysis）やPLSモデルに基づいて、管理図を作成します。複数の連続変数で構成されたデータに対しては、MDMVCCプラットフォームは、主成分分析に基づき管理図を作成します。保存された主成分スコア、または、保存されたPLSスコア関数に対しては、MDMVCCプラットフォームは、与えられたモデルに基づき管理図を作成します。管理限界外の状態となる要因をを対話的に調査・理解するには、MDMVCCプラットフォームを用いてください。

図11.1 モデルに基づく多変量管理図 

目次

モデルに基づく多変量管理図の概要

モデルに基づく多変量管理図の例

「モデルに基づく多変量管理図」プラットフォームの起動

データ形式

「モデルに基づく多変量管理図」レポート

「モデルに基づく多変量管理図」プラットフォームのオプション

プロットのオプション

スコアプロット

「モデルに基づく多変量管理図」プラットフォームの別例

履歴データに基づく多変量管理図の例

PLSモデルに基づく多変量管理図の例

「モデルに基づく多変量管理図」プラットフォームの統計的詳細

監視の統計量

管理限界

寄与

スコアプロットにおけるグループの比較

スコアプロット負荷量