公開日: 11/25/2021

FDR P値 プロット

「FDR P値 プロット」レポートのプロットは、Y軸が「FDR P値」と「p値」、X軸が「分数順位」です。「分数順位」は、p値を有意差の大きい順で順位付けしています。「FDR P値」は青、「p値」は赤でプロットされます。

青い水平線は、5%の有意水準を示しています(この水平線は、垂直軸における参照線として設定されていて、任意の位置に変更することができます)。

赤い右上がりの直線は、多重性の調整を行っていないp値がFDR法で有意となる閾値を示します。FDR調整p値が青い線を下回る場合、未調整のp値は赤い線を下回ります。このため、調整前と調整後のいずれのp値を見ても、FDR法で有意となっている検定を読み取ることができます。

図22.4は、「Probe.jmp」サンプルデータテーブルの「FDR P値 プロット」です。一部の検定は、通常のp値だと「有意差あり」ですが、FDR法では「有意差なし」と判断されます。

図22.4 FDR P値 プロット 

FDR PValue Plot

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