[その他のあてはめ]オプションは、YやXを変換した後に、直線や曲線をあてはめます。こうした変換を行う目的はさまざまですが、通常は、妥当と思われる標準的な直線や曲線へのあてはめを行うことによって、適切な検証を実行できるようにします。切片と傾きの制約を指定したり、指定した次数の多項式をあてはめたり、多項式の中心化をオフにすることも可能です。
メモ: このオプションの例については、[その他のあてはめ]オプションの例を参照してください。
「変換または制約を指定」ウィンドウには次のオプションがあります。
Yの変換、Xの変換
以下のいずれかの変換オプションを使用します。
– 自然対数
– 平方根
– 2乗
– 逆数
– 指数
次数
指定した次数の多項式をあてはめます。
多項式の中心化
多項式の中心化をオフにするには、[多項式の中心化]のチェックを外します(図5.19)。なお、X変数を変換した場合、多項式の中心化は行われません。多項式の中心化オプションを用いると、多重共線性の影響が軽減され、回帰係数の数値計算が安定します。
切片の制約
このチェックボックスをオンにすると、指定された数値にモデルの切片が固定されます。
傾きの制約
このチェックボックスをオンにすると、指定された数値にモデルの傾きが固定されます。
このあてはめの赤い三角ボタンのオプションについては、あてはめ用メニューを参照してください。