Frame Box
Frame Box<<Add Graphics Script(<order>,<description>, <script>)
説明
フレームボックス内にグラフィックを描くためのスクリプトを追加する。
オプションの引数
order
グラフィック要素を描く順序を指定する。指定できる値は、"Back"または"Forward"、あるいは複数のグラフィック要素の描画順を示す整数です。1は、そのオブジェクトを最初に描くことを示します。
description
「グラフをカスタマイズ」ウィンドウのグラフィックスクリプトの横に表示される引用符付き文字列。description引数は引用符付きです。
script
JSLスクリプト。
例
次の例では、グラフィックスクリプトはまず線を描き、次に二変量の散布図に必要なその他のグラフィック要素（グリッド線、参照線、マーカー）を描きます。1の順序引数を指定しなかった場合は、線が最後に描かれてマーカーを隠してしまいます。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
obj = dt << Bivariate( Y( :"体重( ポンド)"n ), X( :"身長(インチ)"n ) );
Report( obj )[FrameBox( 1 )] <<
Add Graphics Script(
1,
Description( "Pen Script" ),
Pen Color( "red" );
Pen Size( 5 );
Y Function( 60 + 120 / 2 * (1 + Sine( (2 * Pi() * (x - 50)) / 22.5 )), x );
);
次も参照
『スクリプトガイド』のグラフィック要素の順序を指定する
Frame Box<<Append Seg
特定のフレームボックスにディスプレイセグメントを追加する。
Frame Box<<Background Color({RGB values}|<color>)
背景の色を変更する。RGB値のリスト、または引用符付きの色（color）を指定してください。
Frame Box<<Child Seg
フレームボックスのディスプレイセグメントの子を戻す。
Frame Box<<Edit Graphics Script
現在のグラフィックスクリプトの編集や削除を行うためのダイアログボックスを表示する。
Frame Box<<Find Seg
指定の引数を持つディスプレイセグメントを戻す（たとえば、セグメントの名前）。
Frame Box<<Frame Size(x, y)
ピクセル値をもとに、フレームのサイズを変更する。
Frame Box<<Make Table of Graphs Like This
グラフを含むデータテーブルを作成する。
Frame Box<<Marker Size(size)
マーカーのサイズを変更する。値は、0（ドット）、1（小）、2（中）・・・です。
Frame Box<<Row Colors(color)Frame Box<<Row Markers(marker)
Frame Box<<Row Exclude(Boolean)
Frame Box<<Row Hide(Boolean)
Frame Box<<Row Label(Boolean)
レポートに関連するデータテーブルにコマンドを送る。これらのメッセージにより、選択された行の属性が変更されます。Row Exclude（行の除外）、Row Hide（行を表示しない）、Row Label（行ラベル）を引数なしで使用すると、そのオプションが切り替わります。オプションがオフなら、オンになります。オプションがオンなら、オフになります。
frame box<<Set Background Fill(Boolean)
グラフの背景を背景色で塗りつぶす機能を有効または無効にする。透明な背景でグラフを貼り付けたい場合に使用できます。
例
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
biv = Bivariate(y(:"体重( ポンド)"n), x(:"身長(インチ)"n));
rbiv = biv << Report;
framebox = rbiv[Frame Box( 1 )];
framebox << Background Color( "red" );
Wait( 1 );
framebox << Set Background Fill( 0 );
frame box<<X Axis(<Min(minimum)>, <Max(maximum)>, <Inc(n)>, <named arguments>)
X軸のスケールを設定する。
frame box<<Y Axis(<Min(min)>, <Max(max)>, <Inc(n)>, <named arguments>)
Y軸のスケールを設定する。