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公開日: 11/25/2021

生成されたSASデータセットの読み込み

サブミットしたSASコードがSASデータセットを生成する場合があります。さらに分析を行うために、それらを自動的にJMPへ読み込むことができます。

1. [ファイル]>[環境設定](Windows)または[JMP]>[環境設定](macOS)を選択します。

2. [SASインテグレーション]カテゴリを開きます。

3. [生成されたSASデータセットをJMPに読み込む]オプションを選びます。

JMPデータテーブルのSASへの書き出し

JMPのデータテーブルをSAS Workspace Serverに書き出すことができます。

1. SAS Workspace Serverに接続します。

2. 書き出すファイルを開きます。

3. [ファイル]>[SAS]>[データをSASに書き出し]を選びます。

必要に応じて、プロファイルのユーザ名とパスワードを使用して自動的にSASサーバーに接続します。

4. 「書き出すデータの選択」の下の開いているデータテーブルのリストから、SASに書き出すデータテーブルを選択します。

図3.65 データをSASに書き出し 

Export Data to SAS

5. (オプション)データテーブル内の一部の列だけを書き出す場合は、[列を選択]をクリックします。書き出す列を選択するにはを参照してください。

6. 目的のサーバーを選択します。

7. ライブラリを選択します。

ヒント: ライブラリが表示されない場合は、「データをSASに書き出し」ウィンドウでのライブラリの表示を参照してください。

選択したライブラリのデータセットがリストに表示されます。

8. SASライブラリに作成するデータセットの名前を入力します。

9. (オプション)使用する書き出しオプションを設定します。書き出しオプションを参照してください。

10. [書き出し]をクリックします。

書き出す列を選択するには

1. データテーブル内の一部の列だけを書き出す場合は、[列を選択]をクリックします。

2. 表示されたウィンドウで、書き出す列を選択して[追加]をクリックします。

3. 必要な列をすべて「選択された列」リストに追加したら、[OK]をクリックします。

書き出しオプション

行属性「除外」を無視(すべての行を書き出し)

データテーブルの行をすべて書き出す場合は、このチェックボックスをオンにします。除外されていない行だけを書き出す場合は、オフにします。このオプションは、デフォルトでオンになっています。

SAS変数名を保存する

このオプションは、データテーブルが元々SASから読み込まれたものである場合に便利です。SASデータセットの読み込み時に、元のSAS変数名は各列の列プロパティに保存されます。SASへの書き出し時に、各列のSAS変数名を使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。JMP変数名を書き出す場合はオフにします。このオプションは、デフォルトではオフになっています。

SASフォーマットを保存する

このオプションは、データテーブルが元々SASから読み込まれたものである場合に便利です。SASデータセットの読み込み時に、元のSASフォーマットと情報は各列の列プロパティに保存されます。SASへの書き出し時に、各列のSASフォーマットと情報を使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。JMPフォーマットを書き出す場合はオフにします。このオプションは、デフォルトでオンになっています。

「データをSASに書き出し」ウィンドウでのライブラリの表示

「データをSASに書き出し」ウィンドウにライブラリが表示されていない場合、次のいずれかの方法でライブラリを定義します。

JSLを使って、SASサーバーにコードをサブミットします。このコードでは、libnameコマンドを使ってライブラリを定義します。

SASが起動するたびに実行されるSASコードを記載する、autoexec.sasファイルを作成します。これにより、SASに接続するたびに同じライブラリ参照名が定義されます。autoexec.sasファイルの詳細については、SASのマニュアルを参照してください。

メタデータで定義されたライブラリ(データライブラリマネージャの下のSAS管理コンソールで定義されたライブラリなど)は、「データをSASに書き出し」ウィンドウからはアクセスできません。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).