JMPアプリケーションモジュールインスタンス
JMPアプリケーションモジュールインスタンスとは、JMPアプリケーションモジュール、画面上のウィンドウ、または別のウィンドウに挿入できるディスプレイボックス要素一式を具現化したものです。
inst<<Create Objects
このメッセージは、JMP Appのモジュールスクリプトにおいて、デフォルトで指定されます。このメッセージは、ディスプレイボックスやウィンドウのオブジェクトをどの時点で作成するかを指定するときに使用します。スクリプトの作成者は、オブジェクトが作成される前に特定の設定を行って、その後にこのメッセージを使用できます。たとえば、アプリケーションのパラメータを特定の値に設定した後に、このメッセージを使用してください。
inst<<Get Box
モジュールインスタンスに関連付けられている最上位のディスプレイボックスへのハンドルを戻す。これは、Save to PDFメッセージやClose Windowメッセージなど、表示コマンドまたはウィンドウコマンドを実行する際に便利です。
inst<<Get Namespace
JMP App()と同様に、各JMPアプリケーションモジュールインスタンスは、モジュールスクリプト内で作成されるすべての変数に対して匿名名前空間を作成します。名前空間には、モジュール内のディスプレイボックスを表す変数もすべて含まれます。この名前空間に含まれるthisModuleInstanceという名前のデフォルトの記号は、自身を参照します。
inst<<Get User Data
inst<<Set User Data
JMPアプリケーションモジュールインスタンスでJSL値を保存し、取得する。値は、数値、引用符付き文字列、リスト、連想配列、およびType()関数で戻されるJSLのタイプのいずれかです。