「等高線図」プラットフォームを起動するには、[グラフ]>[等高線図]を選択します。
デフォルトでは、等高線の水準(等高線の本数)はデータに基づいて決められます。等高線の本数や等高線の間隔は、プロットを作成する前に起動ウィンドウで指定することもできます。また、プロット作成後でも「等高線図」の赤い三角ボタンのメニューでも、設定を変更することができます。等高線を描く変数の値は、列の計算式であっても構いません。
図10.4 「等高線図」起動ウィンドウ
Y
Yの役割を割り当てた列は、等高線を定義する変数として使用されます。1つ以上の列を指定する必要があります。
計算式のある列を使うこともできます。計算式のある列を使う場合は、計算式が2つの変数の関数でなければなりません。起動ウィンドウで、これらの変数をX変数として入力します。
X
Xの役割を割り当てた列は、X軸とY軸の変数として使用されます。Xには列を2つ指定する必要があります。
By
By変数を指定すると、その変数の水準ごとに個別のグラフが作成されます。[By]変数を2つ指定した場合、両変数の水準の組み合わせごとに個別のグラフが作成されます。
等高線の値
等高線の本数や等高線の間隔を指定することができます。等高線の指定を参照してください。
表示領域の塗りつぶし
等高線と等高線の間の領域が、等高線の色で塗りつぶされます。
データテーブルの利用/グリッドの指定
等高線図の作成には、応答変数の値を記録したテーブルを使うのが普通です。その場合、「テーブルデータの利用」は選択された状態、[グリッドの指定]は選択不可能な状態になります。
[グリッドの指定]ボタンが選択可能になるのは、計算式を含んだ列を応答(Y)に指定した場合です。[グリッドの指定]をクリックすると、等高線を描くためのグリッドを、データテーブル内の行に関係なく自由に定義できます。この機能は、列が計算式しか持たず、行が1行もないデータテーブルであっても、使用できます。計算式を使った等高線の指定を参照してください。
[OK]をクリックすると、等高線図プロットが表示されます。等高線図を参照してください。