ロジスティック分析を実行するには、次の手順に従ってください。
1. [分析]>[二変量の関係]を選択します。
2. 名義尺度または順序尺度の列を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
3. 連続尺度の列を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。
図8.3 「二変量の関係」起動ウィンドウ
略図の上に「ロジスティック」と表示され、ロジスティック分析が実行されることがわかります。
メモ: 「JMPスターター」ウィンドウから、ロジスティック分析を起動することもできます。[表示]>[JMPスターター]>[基本統計]>[ロジスティック]を選択してください。
応答変数が2水準の名義尺度である場合、起動ダイアログにおいて[イベントを示す水準]というメニューが表示されます。このドロップダウンリストで、2水準のうちにどちらの水準に興味があるか(オッズの分子にどちらの水準をもってくるか)を指定できます。
ヒント: 2水準のうち、順序が後のほうがデフォルト値になります。このデフォルト値が、興味がある水準であるかどうかを確認してください。
「二変量の関係」の起動ウィンドウの詳細については、「二変量の関係」プラットフォームの概要を参照してください。「列の選択」の赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『JMPの使用法』の列フィルタメニューを参照してください。
要約されていないデータ、および要約されているデータのいずれも分析できます。
要約されていないデータ
各行がそのX値とY値を持つ1つの観測値を表します。
要約されたデータ
XとYの値の組み合わせが同じである複数の観測値が1行にまとめられているデータです。要約されたデータには、各行の度数を示す列も必要となります。起動ウィンドウで、この列を[度数]に指定してください。