仕様限界を設定するウィンドウには、仕様限界を保存したり読み込んだりするボタンがあります。また、「仕様限界の管理」の赤い三角ボタンにもいくつかのオプションがあります。
「仕様限界の管理」レポートの上部にある表には、起動ウィンドウで指定された工程列ごとの行が含まれています。この表で、各列の仕様限界および次のオプションを指定できます。
限界の表示
指定された列の[仕様限界]列プロパティで、[グラフ上に参照線を表示]オプションをオンにします。
工程の重要度
各列の工程の重要度の値を指定します。工程の重要度の値は、さまざまなプラットフォームで、グラフのマーカーのサイズを変更するために使用されます。
単位
各列の単位を指定します。
仕様限界のテーブルから読み込む
データテーブルから、仕様限界を読み込みます。
列プロパティに保存
データテーブルで対応している列の列プロパティとして、仕様限界を保存します。
縦長のテーブルに保存
仕様限界を縦長形式で新しいデータテーブルに保存します。
横長のテーブルに保存
仕様限界を横長形式で新しいデータテーブルに保存します。
すべての列で仕様限界をグラフ表示
すべての列に対して[限界の表示]のチェックボックスを選択します。ある列に対して[限界の表示]チェックボックスを選択すると、その列の[仕様限界]列プロパティで[グラフ上に参照線を表示]オプションが選択されます。そして、[グラフ上に参照線を表示]オプションが選択されていると、分析結果のいくつかのプロットにおいて、参照線として仕様限界と目標値が描かれます。
メモ: なお、[限界の表示]のチェックボックスがすべて選択されている場合に、[すべての列で仕様限界をグラフ表示]オプションを選択すると、[限界の表示]のすべてのチェックボックスが選択解除されます。
小数部分を丸める
仕様限界を丸める小数桁数を設定します。
仕様限界外の値に色を付ける
仕様限界外にあるデータ値のセルを色づけします。
以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』のレポートの[やり直し]メニューおよびレポートの[スクリプトの保存]メニューを参照してください。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。