MATLAB接続オブジェクトを使用して、MATLABとのインターフェースをスクリプトで記述できます。MATLAB Connect()というJSL関数を使用して、スクリプト可能なMATLAB接続オブジェクトを取得できます。『スクリプトガイド』のMATLABの操作を参照してください。
MATLABの実行を制御する。
戻り値
なし
オプションのグローバル引数
Echo(Boolean)
実行したMATLABのプログラムコードを、JMPの「ログ」ウィンドウに出力する。
Visible(Boolean)
アクティブなMATLABワークスペースの表示/非表示を指定する。
説明
MATLAB接続インターフェースを接続解除する。
MATLABに対して、第1引数のリストに指定されたJMP変数を送り、第3引数に指定されたMATLABコードをサブミットする。第2引数のリストに指定されたMATLAB変数が、JMPに戻されます。
戻り値
成功した場合は0、そうでない場合は0以外
必須の引数
{list of inputs}
位置固定、名前のリスト。入力としてMATLABに送られるJMP変数名のリスト。
{list of outputs}
位置固定、名前のリスト。出力としてMATLABから取得されるJMP変数名のリスト。
mCode
位置固定、引用符付き文字列。サブミットされるMATLABコード。
オプションの名前付き引数
Expand(Boolean)
MATLABコードのサブミット前に、コードに対してEval Insertを実行する。
Echo(Boolean)
実行したMATLABのプログラムコードを、JMPの「ログ」ウィンドウに出力する。デフォルト値は1(真)です。
MATLABのグラフウィンドウに最後に出力されたグラフを、指定の形式で取得する。format引数で指定されたグラフィック形式で取得する。
戻り値
JMPピクチャーオブジェクト
オプションの引数
format
位置固定。MATLABのグラフを取得するときの変換形式(引用符付き)。有効な形式は、"png"、"bmp"、"jpeg"、"jpg"、"tiff"、および"tif"です。
インストールされているMATLABの現在のバージョンを取得する。
戻り値
行列。MATLABのバージョン番号を示す長さ3のベクトル。
説明
name引数で指定されたMATLABの変数を、JMPで取得する。
戻り値
name引数で指定された変数の値
必須の引数
name
MATLABから取得するJMP変数の名前。
説明
接続がアクティブ化どうかを判断する。
戻り値
アクティブなMATLAB接続がある場合は1、そうでない場合は0を戻す。
説明
MATLABの命名規則に従い、JMP変数名を、対応するMATLAB変数名に変換する。
戻り値
引用符付き文字列。マップされたMATLAB名。
必須の引数
jmp name
位置固定。MATLABに送るJMP変数の名前。
説明
名前付き変数をJMPからMATLABに送る。
戻り値
成功した場合は0、そうでない場合は0以外
必須の引数
name
位置固定。MATLABに送るJMP変数の名前。
名前付き引数
次の引数はデータテーブルにのみ指定可能です。
Selected(Boolean)
参照先データテーブルの選択されている行をMATLABに送る。
Excluded(Boolean)
参照先データテーブルの除外されている行のみをMATLABに送る。
Labeled(Boolean)
参照先データテーブルのラベルのついている行のみをMATLABに送る。
Hidden(Boolean)
参照先データテーブルの非表示の行のみをMATLABに送る。
Colored(Boolean)
参照先データテーブルの色のついている行のみをMATLABに送る。
Markered(Boolean)
参照先データテーブルのマーカーのついている行のみをMATLABに送る。
Row States (Boolean, <named arguments>)
参照先データテーブルにおける行属性の情報を、「RowState」という列名のデータ列を追加して、MATLABに送る。個々の設定をあわせて追加すれば、複数選択も可能です。行属性の各設定には、それぞれ次の値が割り当てられています。
– Selected = 1
– Excluded = 2
– Labeled = 4
– Hidden = 8
– Colored = 16
– Markered = 32
オプションの名前付きRow State引数
Row Statesには、次の名前付き引数をオプションで指定できます。
Colors(Boolean)
行の色を送る。「RowStateColor」という名前のデータ列を追加します。
Markers(Boolean)
行のマーカーを送る。「RowStateMarker」という名前のデータ列を追加します。
説明
アクティブなグローバルMATLAB接続に、MATLABコードをサブミットする。
戻り値
成功した場合は0、そうでない場合は0以外
必須の引数
mCode
位置固定、引用符付き文字列。サブミットされるMATLABコード。
名前付き引数
Expand(Boolean)
MATLABコードのサブミット前に、コードに対してEval Insertを実行する。
Echo(Boolean)
実行したMATLABのプログラムコードを、JMPのログに出力する。デフォルト値は1(真)。
説明
指定のパス(引用符付きのpath)を使ってステートメントをMATLABにサブミットする。
戻り値
成功した場合は0、そうでない場合は0以外
引数
path
位置固定、引用符付き文字列。実行するMATLABプログラムコードを含むファイルのパス。