「出力オプション」パネルで、出力データテーブルの詳細を指定できます。詳細を指定した後、[テーブルの作成]をクリックすると計画のデータテーブルが作成されます。図9.17は、「計画のリスト」から標準的な計画を選択したときに表示される「出力オプション」パネルです。主効果のみに対するスクリーニング計画では、「実験の順序」だけが表示されます。
図9.17 出力オプションの選択
「実験の順序」オプションでは、出力するデータテーブル内における実験の順番を指定します。
変更なし
データテーブルの行が、「コード化された計画」または「計画」アウトラインと同じ順序で並べられます。
左から右へ並べ替え
データテーブルの行が、左から右への列の値によって並べ替えられます。
ランダム化
データテーブルの行が、ランダムな順序で並べ替えられます。
右から左へ並べ替え
データテーブルの行が、右から左への列の値によって並べ替えられます。
ブロック内でランダム化
データテーブルの行が、設定したブロックの中でランダムに並べ替えられます。([主効果スクリーニング計画の作成]を選択した場合は、使用できません。)
中心点の数
計画に中心点として追加する実験の数を指定します。中心点とは、すべての連続変数の因子を因子範囲の中心値に据えて行う実験を指します。このオプションは、[主効果スクリーニング計画の作成]を選択した場合は使用できません。
連続尺度とカテゴリカルの両方の因子がある場合も、中心点を追加できます。その場合、「出力オプション」パネルで中心点を指定すると、次のようにして中心点が追加されます。
1. カテゴリカル因子における水準の組み合わせが、「因子」アウトラインで指定された値の順序に基づいて、順番に作成されます。
2. そして、そのように順序付けられた各組み合わせに1つずつ、指定された中心点の個数になるまで、連続変数の中心点が作成されます。
反復の回数
「計画のリスト」から選んだ計画の場合、中心点も含めた計画全体を反復する回数を指定します。1回の反復によって実験数が2倍になります。このオプションは、[主効果スクリーニング計画の作成]を選択した場合は使用できません。
メモ: 中心点または反復を指定し、[テーブルの作成]をクリックする操作を繰り返し行った場合、これらのアクションは、その時点での最新のデータテーブルに次々に適用されていきます。