表形式のCUSUM管理図(tabular CUSUM chart)は、2つの片側管理図が重ねて描かれています。この片側管理図では、工程が管理限界外となっているかどうかを判断するための決定限界が引かれ、また、シフトが発生したと思われる時点に縦線が引かれます。「CUSUM(累積和)管理図」プラットフォームを使用するには、重要だと考えられる平均の最小変化を決めておく必要があります。標準偏差の単位または元データの単位で、CUSUM管理図を描くことができます。表形式のCUSUM管理図の詳細は、Woodall and Adams(1998)およびMontgomery(2013)を参照してください。
CUSUM管理図には、Vマスクの形式もあります。Vマスク形式のCUSUM管理図を作成するには、Vマスク形式のCUSUM(累積和)管理図を参照してください。
メモ: 「CUSUM(累積和)管理図」プラットフォームで求められた、表形式のCUSUM管理図は、Vマスク形式のCUSUM管理図とは異なっています。Vマスク形式の両側CUSUM管理図は、上側および下側オプションが選択された、表形式のCUSUM管理図とは異なったものです。ただし、片側の場合は、Vマスク形式のCUSUM管理図(旧機能におけるCUSUM管理図)と、表形式のCUSUM管理図は同じものになります。