公開日: 11/25/2021

「ブロックあたり実験回数」の例

カスタム計画の例で検討したワインの試飲の実験をもう一度見てみましょう。5人の判定者が8つのワインのサンプルをそれぞれ試飲しました。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Design Experiment」フォルダの「Wine Data.jmp」を開きます。

2. 「列」パネルで「判定者」のアスタリスクをクリックし、[因子の役割]を選択します。

「因子の役割」が「ブロック」になっています。

3. [キャンセル]をクリックします。

4. 「列」パネルで「判定者」のアスタリスクをクリックし、[RunsPerBlock](ブロックあたりの実験回数)を選択します。

図A.34 「判定者」に対する「ブロックあたりの実験回数]列プロパティのパネル 

RunsPerBlock Column Property Panel for Rater

「ブロックあたりの実験回数」は8です。「DOEダイアログ」スクリプトが再現する計画は、40の実験で構成されます。判定者は5人であるため、判定者ごとに40/5 = 8回の実験から成る計画が作成されます。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).