「散布図行列」の赤い三角ボタンのメニューには、次のようなオプションがあります。
点の表示
散布図内の点の表示/非表示を切り替えます。
点をずらす
点をずらして表示する機能のオン/オフを切り替えます。このオプションは、少なくとも1つの変数が順序尺度または名義尺度である場合に使用可能です。
直線のあてはめ
各散布図に回帰直線およびその直線(応答の平均)に対する信頼区間を表示します。
確率楕円
確率楕円の表示/非表示を切り替えます。グループ変数を使った例を参照してください。
楕円内を塗る
個々の楕円内の領域に色をつけます。グループ変数を使った例を参照してください。
楕円の確率
楕円のα水準を指定します。
楕円の透明度
塗った楕円の透明度を、0(透明)~1(不透明)の値で指定します。
楕円の色
楕円の枠線の色と楕円内を塗りつぶす色を指定します。
ノンパラメトリック密度
データ点の密度が高い領域を示すノンパラメトリック密度の表示/非表示を切り替えます。ノンパラメトリック密度の推定は、点の数が膨大で密度が見極めにくいときに役立ちます。
2本の分位点密度等高線が表示されます。1つの等高線には平滑化した密度の50%が含まれ、もう1つの等高線には平滑化した密度の90%が含まれます。このパーセンテージは平滑化した密度に基づくため、等高線内の点の実際の割合とは完全には一致しません。
グループ別
このオプションを選ぶと表示される「グループ別」ウィンドウでは次の設定ができます。
– 起動ウィンドウで[グループ化]変数を選択しなかった場合は、ここで指定できます。
– 起動ウィンドウで[グループ化]変数を選択した場合は、既存の[グループ化]変数を削除するか、[グループ化]変数を置き換えることができます。
グループ変数を使った例を参照してください。
スケールの固定
データ自体やフィルタ設定を変更したときに、軸のスケールやグラデーションの凡例のスケールが自動的に調整されるのを防ぎます。
以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』のレポートのローカルデータフィルタ、レポートの[やり直し]メニュー、およびレポートの[スクリプトの保存]メニューを参照してください。
ローカルデータフィルタ
データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。
やり直し
分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。
スクリプトの保存
レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。
Byグループのスクリプトを保存
By変数の全水準に対するレポートを再現するスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。