列を参照する最も簡単な方法は、名前で参照することです。同名のグローバル変数と列がある場合は、混同を避けるため、接頭演算子「:」を使って列名の適用範囲を指定してください。
現在の行にあるセルの値を設定するには、列名と新しい値を指定します。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
Row() = 5; // 5行目を選択する
dt:年齢 = 19; // 行5の「年齢」を19に設定する
dt:名前 = "Sam"; // 行5の「名前」をSamに設定する
行10にあるセルの値を設定するには、添え字で行番号を指定します。
dt: 年齢[10] = 20; // 行10の「年齢」の値を20に設定する
何も含まれていない添え字は現在行を表すため、:年齢[ ]は:年齢と同じです。
行16にあるセルの値を取得するには、列名を指定します。
Row() = 16; // 16行目を選択する
myGlobal = :年齢; // 行16の年齢を変数に保存する
:年齢; // 行16の年齢、14を戻す
Show( :年齢 ); // 年齢 = 14;を戻す
特定の行にあるセルの値を取得するには、列名と行番号を指定します。次の2つの例は、どちらも「Big Class.jmp」の行12の「年齢」である「13」を戻します。
:年齢[12];
myGlobal = :年齢[12];
データ列の参照の値を取得するには、Column()とAs Column()を使用します。列の参照によるセル値へのアクセスを参照してください。
メモ:
• 行番号を指定しなかった場合は、現在の行が戻されます。
• 現在の行を参照するときは、:年齢[ ]のように、空白の添え字を使用します。
• 必ず、存在しているテーブルの行を指定してください。デフォルトの行番号はゼロなので、行ゼロを参照する:nameというステートメントを指定すると、「無効な行番号です。」というエラーが表示されます。