次数がk、因子数がnの単体重心計画は、以下のような特性を持つ実験で構成されます。
• 1成分だけの比率が100%になっている実験(純粋配合)
• 2成分の比率が等しい実験
• 以下、同様に最大k個までの成分の比率が等しい実験
kが因子の数に等しい場合、すべての成分量が等しくなっている中心点を表す実験が計画に含まれます。
メモ: 1つ以上の因子に下限がある場合、この計画を使用できます。
単体重心計画の例を作成するには、次の手順に従います。
1. [実験計画(DOE)]>[古典的な計画]>[配合計画]を選択します。
2. この例では3つの因子を使用します。「因子」セクションを変更する必要はありません。
3. [続行]をクリックします。
4. [単体重心計画]をクリックして、計画を生成します。
メモ: ここではデフォルト設定のk = 2を使用しましたが、テキストボックスで、kの値を変更することもできます。
図13.8 次数が2の、3因子から成る単体重心計画
5. [テーブルの作成]をクリックします。
6. 計画のデータテーブルで、[グラフ]>[三角図]を選択します。
7. X1、X2、およびX3を選択し、[X、プロット]をクリックし、[OK]をクリックします。
図13.9 単体重心計画の三角図
三角図の詳細については、三角図の概要を参照してください。