単体格子計画は、実験点を三角形のグリッド上に均等に配置した計画です。順にi/mの値を因子に割り当てる方法です。mを水準数、iを0~mの数値とし、すべての因子の合計を1とします。たとえば、水準数mを3に指定した計画では、因子の水準が0、0.333、0.667、1に設定されます。
メモ: 1つ以上の因子に下限がある場合、この計画を使用できます。
単体格子計画の例を作成するには、次の手順に従います。
1. [実験計画(DOE)]>[古典的な計画]>[配合計画]を選択します。
2. この例では3つの因子を使用します。「因子」セクションを変更する必要はありません。
3. [続行]をクリックします。
4. [単体格子計画]をクリックし、計画を生成します。
メモ: ここではデフォルト設定のk = 5を使用しましたが、テキストボックスで、水準数を変更することもできます。
図13.10 5次の3因子単体格子計画
5. [テーブルの作成]をクリックします。
6. 計画のデータテーブルで、[グラフ]>[三角図]を選択します。
7. X1、X2、およびX3を選択し、[X、プロット]をクリックし、[OK]をクリックします。
図13.11 単体格子計画の三角図
三角図の詳細については、三角図の概要を参照してください。
水準数が増加するにつれて、計画点も増加し、その結果、計画点の間の距離が縮みます。単体重心計画とは異なり、単体格子計画では必ずしも重心が含まれるとは限りません。