公開日: 11/25/2021

統計量の指定

工程変数を指定した後、「管理図」起動ウィンドウに[統計量の指定]ボタンがある場合にこれをクリックすると、ウィンドウの下部にテキストボックスのタブが開きます。そこに工程変数として使う既知の統計量(つまり、既存のデータから取得した統計量)を入力すると、その値を使って管理図が作成されます。図では、工程変数の標準偏差が1、測定値の平均が20になっています。

図12.6 統計量の指定の例 

Example of Specify Stats

メモ: ユーザが指定した平均には、プロット上で「m0」というラベルがつきます。

「管理図」起動ウィンドウ(図12.3)の[工程能力]オプションを選択すると、プラットフォームの起動時に仕様限界を入力するウィンドウが開きます。管理図で計算されたシグマが、工程能力分析の「管理図シグマ」での計算に利用されます。仕様限界を入力して[OK]をクリックすると、管理図と同じウィンドウに工程能力分析が表示されます。工程能力指数の計算の詳細については、正規分布の工程能力指数を参照してください。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).