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公開日: 11/25/2021

[原因を組み合わせる]オプションの例

この例で使用する「Failure.jmp」サンプルデータは、「度数」の列がある不適合のデータであり、集積回路(IC)の製造工程で生じる不適合の原因と、不適合が生じた回数を種類別にまとめたものです。この例では、閾値として2を指定します。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Quality Control」フォルダにある「Failure.jmp」を開きます。

2. [分析]>[品質と工程]>[パレート図]を選択します。

3. 「原因」を選択して、[Y, 原因]をクリックします。

4. 「度数」を選択し、[度数]をクリックします。

5. [原因を組み合わせる]を選択し、その下にあるドロップダウンボックスで[度数]を選択します。

6. 閾値として「2」と入力します。

7. [OK]をクリックします。

図13.8 度数の閾値に2を指定したパレート図 

Pareto Plot with a Threshold Count of 2

図13.8は、度数に対して2という閾値を指定した結果のパレート図です。「4 その他」という名前の棒に、度数が2以下の原因がすべて組み合わされています。

8. 組み合わされている棒を図13.9に示すように元に戻すには、[原因]>[原因の分離]を選択します。

図13.9 原因を分離したパレート図 

Pareto Plot with Separated Causes

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).