「値の表示順序」列プロパティは、データテーブルにおける列の各値に順序を割り当てます。指定された順序は、グラフや分析で使用されます。レポートにおいて、表示したい順序を変更したい場合に、この列プロパティを用いてください。
メモ: 曜日など、自然な順序を持つ値の場合は、その順序がレポートなどでの表示に自動的に反映される場合があります。『JMPの使用法』の値の表示順序を参照してください。
図A.28は、「Car Physical Data.jmp」データテーブルにある「タイプ」列の「値の表示順序」パネルです。「タイプ」の値に関連するレポートでは、水準が「Sporty」・「Small」・「Compact」・「Medium」・「Large」の順に表示されます。「値の表示順序」リストの右側にあるボタンを使って、値の順序を任意に変更することができます。
図A.28 「タイプ」の「値の表示順序」列プロパティ
「実験計画(DOE)」のほとんどのプラットフォームでは、一次単位因子・二次単位因子・ブロック因子なども含むカテゴリカル因子に「値の表示順序」列プロパティが割り当てられます。このプロパティは、「因子」アウトラインに表示されていたときの水準値の順序になっています。作成される因子の水準が連続する整数であれば、「値の表示順序」プロパティはその整数の順序となります。「値の表示順序」の設定は、必要に応じて変更できます。
「被覆配列」および「タグチ配列」の各プラットフォームでは、「値の表示順序」プロパティが割り当てられません。「被覆配列」プラットフォームは、「値ラベル」列プロパティを割り当てます。値ラベルを参照してください。