クエリービルダーでは、SQLステートメントを書かずに対話式にSQLクエリーを作成することができます。クエリービルダーでクエリーを作成してから、クエリーに独自のステートメントを追加することも可能です。
メモ: ここでのクエリービルダーの例で使用しているデータベースは、JMPと一緒にインストールされるサンプルデータには含まれていません。
1. [ファイル]>[新規作成]>[データベースクエリー]を選択し、データベースに接続し、「SQBTest」というスキーマを選択します。データベースへの接続を参照してください。
2. 「クエリーのテーブルを選択」ウィンドウで、「g6_Rentals」を主テーブルとして選択します。
3. 「g6_Movies」と「g6_Customers」を副テーブルとして選択します。
4. [クエリーの作成]をクリックし、クエリービルダーウィンドウを開きます。
5. [含める列]タブで[すべて追加]ボタンをクリックします。
6. 「クエリービルダー」の赤い三角ボタンをクリックし、[カスタムSQLに変換]を選択して、[OK]をクリックします。
クエリービルダーによって生成されたSQLが[カスタムSQL]タブに表示されます。
7. セミコロンの手前をクリックし、次のようなSQLステートメントを入力します。
WHERE ( ( ( t2.Gender IN ( 'F' ) ) AND ( (t2.Age >= 20) AND (t2.Age <= 50) ) ) )
8. [クエリーの実行]をクリックし、データをJMPに読み込みます。
データテーブルのスクリプトには、先ほど独自に設定したクエリーが含まれます。
メモ: 赤い三角ボタンのメニューから[対話式に戻す]を選択した場合、[カスタムSQL]タブで加えた変更は保存されません。カスタムクエリーを保存し、もう一度開いた場合、[対話式に戻す]は使用できなくなります。
SQLステートメントについては、SQL(Structured Query Language:構造化照会言語): リファレンスに簡単な手引きがあります。