JMPの使用法 > データの読み込み > データの読み込みについて
公開日: 09/19/2023

データの読み込みについて

JMPでは、いろいろな形式のファイルを読み込んでデータテーブルとして保存できます。JMPでは、特別な設定なしで多くの種類のファイルを開くことができます。デフォルトでサポートされていない形式のファイルを開くには、ODBC(Open Database Connectivity)ドライバが必要です。

以下は、デフォルトでサポートされているファイル形式です。

カンマ区切りファイル(.csv

テキストから成る.datファイル

ESRIシェープファイル(.shp

Flow Cytometryバージョン2.0および3.0(.fcs

Hierarchical Data Format、バージョン5(.h5

HTML(.htm.html

JSON(.json

MATLABコード(.m、.M

macOS上のMicrosoft Excel 1997~2019(.xls、.xlsx

Windows上のMicrosoft Excel 2010~2019(*.xlsx、*.xlsm

Minitab Portable Worksheetファイル(.mtp

プレーンテキスト(.txt

R(.r

SAS移送ファイル(.xpt.stx

macOS上のSASバージョン7~9(.sas7bdat

Windows上のSASバージョン7~9(.sas7bdat.sas7bxat

SPSS(.sav

SQLite 3.0以上(.sqlite.db.sqlite3.db3

タブ区切りファイル(.tsv

Teradata database(.trd

Triple-S(.sss.xml

xBaseデータファイル(.dbf

XMLデータファイル(.xml

SASのサポートに関する注意:

WindowsおよびmacOSでは、[ファイル]>[開く]から直接SASデータセットを開けます。SASデータセットの読み込みを参照してください。

[ファイル]>[SAS]>[データを参照]でSASサーバーに接続して読み込むことも可能です。SASサーバーに接続してSASデータセットを開くを参照してください。

次のファイルはODBCドライバが必要です。

Database(dBase)(.dbx.ndx)を開くには、V3以降のODBCに準拠したドライバが必要です。.dbfファイルにドライバは不要です。

Microsoft Access Database(.mdb)を開くには、V3以降のODBCに準拠したドライバが必要です。

データベースの操作の詳細については、データベースからのデータの読み込みを参照してください。

コンピュータ上のメモリの空き容量によって、データの読み込み処理に影響が出ます。大容量のファイルは読み込みに時間がかかったり、読み込めない場合があります。大容量のファイルを読み込む場合は、事前にファイルを分割することを検討してください。その後、テーブルを結合または連結できます。データテーブルの連結およびデータテーブルの結合を参照してください。

メモ: JMPではRコード(.R)やSASプログラムファイル(.sas)を開くことができますが、これらのテキストはデータテーブルではなくスクリプトウィンドウに表示されます。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).