公開日: 09/19/2023

SQLの集計関数

集計関数に1つの引数を渡す場合は、その前にDISTINCTというキーワードを挿入して、重複する値を省くことができます。

COUNT( * )を除くすべての集計関数では、ヌルと欠測値は無視されます。

関数

SQLite

説明

AVG( num_expr )

グループに含まれる行の、num_exprの列の平均値を計算する。
num_exprの列は数値タイプでなければなりません。

COUNT( expr )

COUNT( * )

グループの中で、exprの列がヌルでない行数を戻す。COUNT( * )は、グループに含まれる全行数を戻します。

GROUP_CONCAT( expr, <separator = ’,’> )

exprの列のうち、ヌルでない値をすべて連結して、文字列として戻す。exprの列が数値である場合は、文字に変換されます。区切り文字(separator)を指定した場合は、値の間に挿入されます。デフォルトの区切り文字はカンマです。
DISTINCTは、GROUP_CONCAT()separatorが指定されていない場合のみ、使用できます。

MAX( expr )

グループの中で、exprの列の最大値を戻す(exprは、文字または数値)。

MIN( expr )

グループの中で、exprの列の最小値を戻す(exprは、文字または数値)。

STDDEV_POP( num_expr )

グループに含まれる行の、num_exprの列の母標準偏差を計算する。

STDDEV_SAMP( num_expr )

グループに含まれる行の、num_exprの列の標本標準偏差を計算する。

SUM( num_expr )

グループに含まれる行の、num_exprの列の合計値を戻す。すべてヌルの場合、SUM()はヌルを戻します。

TOTAL( num_expr )

SUM( num_expr )と同じだが、TOTAL()は、すべてヌルの場合、0.0を戻す。

VAR_POP( num_expr )

グループに含まれる行の、num_exprの列の母分散を計算する。

VAR_SAMP( num_expr )

グループに含まれる行の、num_exprの列の標本分散を計算する。

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