選択した列にX・Y・重み・度数などの分析の役割を割り当てて、その役割をデータテーブルに保存することができます。役割を保存しておくと、分析を行う際に、保存した役割が自動的にウィンドウ内のボックスに入力されるので、分析のたびに自分で指定する必要がありません。たとえば、データテーブルの「身長」という列を分析時に常にXにするには、その列にXを割り当てておきます。
列に[度数]を割り当てると、その列の値が、該当するデータ行の度数になります。あるデータ行の度数変数の値がnとすると、そのデータ行はデータにおいてn個あることを意味します。また、nが1未満あるいは欠測値である場合は、分析で使用されません。
列に[重み]を割り当てると、その列の値が、該当するデータ行の重みになります。整数以外の値も指定できますが、0より大きいときにのみ分析で使用されます。
検証の役割をサポートしているプラットフォームでは、列に[検証]を割り当てると、その列が検証列として指定されます。
事前に選択した役割を列に割り当てるには
1. 列を強調表示します。
2. [列]>[役割]を選びます。
3. [役割なし]・[X]・[Y]・[重み]・[度数]・[検証]の中から役割を選びます。
役割を選ぶと、「列」パネルに各列の役割を示すアイコンが表示されます。このアイコンをクリックして、別の役割を割り当てることもできます。詳細については、列の属性およびプロパティを表すアイコンを参照してください。