「測定システム分析」プラットフォームで、［バイアスの比較］オプションを選択すると、「平均分析」グラフが作成されます。「平均分析」（ANOM; ANalysis Of Means）は、グループごとの平均を、全体の平均と比較します。ここでの「平均分析」のグラフは、測定者ごとの平均を見て、平均が高すぎたり、低すぎたりしている測定者がいないかを確認できます。
「平均分析」の赤い三角ボタンをクリックすると、次のようなオプションが表示されます。
有意水準の設定
サブメニューに表示されている有意水準を選択するか、［その他］を選択して自分で数値を入力します。有意水準を変更すると、上側決定限界と下側決定限界が変更されます。
要約レポートの表示
グループ平均と決定限界を示すレポートが表示されます。グループ平均が上側決定限界の上、または下側決定限界の下にある場合は、それもレポートされます。
表示オプション
次のようなオプションが表示されます。
決定限界の表示
上側決定限界（UDL; Upper Desicision Limit）と下側決定限界（LDL; Lower Decision Limit）を表す線と、限界の値が表示されます。
決定限界の陰影の表示
上側決定限界（UDL）と下側決定限界（LDL）の間が淡色で塗りつぶされます。
中心線の表示
平均を示す中心線が表示されます。
点のオプション
グラフの表示形式を垂線、接続線、または点のみに切り替えることができます。