基本的な統計分析 > ブートストラップ
公開日: 09/19/2023

ブートストラップ

標本再抽出によって統計量の分布を近似する

ブートストラップは、データから標本を何度も無作為抽出することにより、統計量の標本分布を近似する手法です。ブートストラップを使えば、統計量の標本分布における特徴(平均・バイアス・標準誤差・信頼区間など)を推測することができます。ブートストラップは、特に以下のような状況で役立ちます。

統計量の標本分布を理論的に導出するのが複雑であるか、不明である

推測を行うための仮定が満たされないため、パラメトリックな推測が行えない

メモ: [ブートストラップ]オプションは、通常の赤い三角ボタンのコマンドではなく、レポートの表を右クリック(コンテキストクリック)すると呼び出されるメニューに用意されています。

図11.1 傾きパラメータに対して、ブートストラップを実行した結果 

傾きパラメータに対して、ブートストラップを実行した結果

目次

ブートストラップの概要

ブートストラップを利用できるJMPプラットフォーム

ブートストラップの例

「ブートストラップ」ウィンドウのオプション

ブートストラップ結果テーブル(積み重ね)

結果を積み重ねていないデータテーブル

ブートストラップで生成された統計量の分析

ブートストラップの別例

ブートストラップの統計的詳細

「小数の重み」の統計的詳細
バイアス修正済みの信頼限界の統計的詳細
より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).