「満足していない」・「あまり満足していない」・「まあまあ満足している」・「満足している」といった文字列を含む列があるとしましょう。これらの値をそれぞれ「1」・「2」・「3」・「4」に変換することができます。元の文字列は、その列の「値ラベル」列プロパティに保管されます。列に「リストチェック」プロパティがある場合、その「リストチェック」プロパティは削除されます。また、列のデータタイプが[1バイト整数]に変わります。文字列の値を短い数値コードに変換すると、メモリが節約でき、処理速度が上がります。
また、数値コードの列の値をラベルで置き換えることもできます。この機能は、列に値ラベルが設定されていなければ使用できません。列のデータタイプは[文字]に変わり、「値ラベル」列プロパティが削除されます。これは、文字値から数値コードへの変換の逆の処理になります。
文字値を数値コードに変換
1. 文字の列を選択し、[列]>[ユーティリティ]>[文字値を数値コードに]を選択します。
図4.41 文字値を数値コードに変換
値にデフォルトの数値コードが割り当てられます。
2. 必要であればコードに変更を加え、[OK]をクリックします。
列がコード化され、元の値は値ラベルになります。
数値コードを文字値に変換
1. 値ラベルを含む数値タイプの列を選択し、[列]>[ユーティリティ]>[数値コードを文字値に]を選択します。
2. 必要であればラベルに変更を加え、[OK]をクリックします。
列の値が元の値ラベルに変換されます。