JMPプロジェクトにより、分析に用いるファイルや結果の出力を整理できます。単純なプロジェクトの例として、データテーブル、グラフ、レポートをプロジェクトウィンドウのそれぞれのタブに表示させるものが考えられます。
project = New Project();
project << Run Script(
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
dt << Run Script( "二変量の関係(二変量) " );
dt << Run Script( "一変量の分布" );
);
Figure 15.1には、プロジェクト内に棒が選択されたグラフが表示されています。グラフはデータテーブルにリンクされています。
図15.1 シンプルなプロジェクトの例
メモ: プロジェクトを操作するスクリプトの書き方を学ぶ最も良い方法は、プロジェクトファイルの拡張子を.zipに変更し、そのzipファイルを解凍して、ルートディレクトリにあるproject.jslというファイルの内容を確認することです。