JMPプラットフォームでAction()関数を使うと、指定した式が評価されます。たとえば、起動ウィンドウが表示されるようにしたい場合は、Actionメッセージを使用します。ユーザが起動ウィンドウで列を選択し、分析を実行した後に、指定したスクリプトが実行されます。
次の例は、「一変量の分布(Distribution)」、「二変量(Bivariate)」、「一元配置(Oneway)」、「分割表(Contingency)」の4つのプラットフォームを起動します。各プラットフォームの起動ウィンドウが表示され、ユーザは分析列を選択し、[OK]をクリックします。各分析のレポートウィンドウが表示され、その後、次のプラットフォームの起動ウィンドウが開きます。この動作が、すべてのプラットフォームが起動されるまで繰り返されます。
dt = Open( "$SAMPLE_DATA/Big Class.jmp" );
dt << Distribution( Action( doit ) );
doit = Expr(
New Window( "二変量", Bivariate( Action( doit2 ) ) )
);
doit2 = Expr(
New Window( "一元配置", Oneway( Action( doit3 ) ) )
);
doit3 = Expr(
New Window( "分割表", Contingency( Action( doit4 ) ) )
);
doit4 = Expr();