この例では、「C管理図」起動ウィンドウを使用して、管理図ビルダーを起動します。2つの期間にわたって製造されたキャビネットの不適合の種類に関するデータを調査するとします。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Quality Control」フォルダにある「Cabinet Defects.jmp」を開きます。
2. [分析]>[品質と工程]>[管理図]>[C管理図]を選択します。
3. 「不適合の種類」を選択し、[Y, 不適合数]をクリックします。
4. 「ロット番号」を選択し、[サブグループ]をクリックします。
5. 「日付」を選択し、[フェーズ]をクリックします。
6. [OK]をクリックします。
図3.28 「不適合の種類」のC管理図(フェーズを指定)
これで、2つの期間における結果を確認できます。どちらの期間でも、すべての点が管理限界内に収まっています。また、「イベントの選択」を使って、他の不適合の種類を調べることもできます。
7. 「管理図ビルダー」の赤い三角ボタンをクリックし、[設定パネルの表示]を選択します。
8. 「イベントの選択」で、「不適合の種類」の横にあるグレーの三角ボタンをクリックします。
管理図は、「Bruised veneer」(傷のあるベニア板)の不適合の種類に対応するイベントを示しています。
9. 「イベントの選択」>「不適合の種類」を選択し、「Bruised veneer」(傷のあるベニア板)の横にあるボックスをクリックします。
10. 「イベントの選択」>「不適合の種類」を選択し、「Defective Sanding」(研磨不良)の横にあるボックスをクリックします。
図3.29 不適合の種類「Defective Sanding」(研磨不良)のC管理図
このグラフから、不適合の種類「Defective Sanding」(研磨不良)に該当するイベントは、すべて1日目の1956年1月1日に発生していることがわかります。