この例では、制約を指定した高速柔軟充填計画を作成し、表示します。
1. [実験計画(DOE)]>[特殊な目的]>[Space Filling計画]を選択します。
2. 「N個の因子を追加」の右側のボックスに「2」と入力します。
3. [連続変数]ボタンをクリックします。
4. 因子の範囲を、0から1までに変更し、[続行]をクリックします。
5. 「因子の制約を定義」セクションで、[線形制約を指定]を選択します。
「Space Filling計画手法」の中で、選択できるものが[高速柔軟充填法]だけになります。
6. [追加]をクリックします。
7. 次の係数と右辺値を入力します。
「X1」に1
「X2」に1
右辺値に0.8
図22.15 線形制約
8. 「実験の回数」の横に「200」と入力します。
9. [高速柔軟充填]をクリックします。
制約を満たした計画が作成されます。「計画」セクションを開き、計画の内容を確認します。
10. [テーブルの作成]を選択してデータテーブルを作成します。
1. 作成したデータテーブルを開いた状態で、[グラフ]>[グラフビルダー]を選択します。
2. 「X1」を「X」というラベルの付いたドロップゾーンにドラッグします。
3. 「X2」を「Y」というラベルの付いたドロップゾーンにドラッグします。
4. 平滑線のアイコンをクリックして平滑線を削除します。
5. [終了]をクリックします。
図22.16 線形制約を1つ指定した高速柔軟充填計画
点が、X1 + X2 ≤ 0.8という線形制約を満たす範囲に配置されている様子がわかります。