この例では、「U管理図」起動ウィンドウを使用して、管理図ビルダーを起動します。サブグループごとの1ユニット(1検査単位)あたりの不適合数について、U管理図を描きます。データは、自動車用サポート留め金具1ケースに含まれる不適合数です。留め金具1ケースを、1検査単位(1ユニット)としています。ユニットサイズ(サブグループ標本のサイズ、1検査単位の個数)は、1日あたりに検査されるケースの個数で、日によって異なります。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Quality Control」フォルダにある「Braces.jmp」を開きます。
2. [分析]>[品質と工程]>[管理図]>[U管理図]を選択します。
3. 「不適合数」を選択し、[Y, 不適合数]をクリックします。
4. 「ユニットサイズ」を選択し、[試行回数]をクリックします。
5. [OK]をクリックします。
図3.30 U管理図(きずの数を表す)
標本サイズがサブグループごとに等しくないため、管理限界の値が一定ではありません。最後の5つの標本のうち2つは、範囲は管理限界の範囲内にありません。