公開日: 09/19/2023

正準相関分析の例

この例では、「モデルのあてはめ」プラットフォームの[MANOVA]手法を使って、正準相関分析を実行します。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Exercise.jmp」を開きます。

2. [分析]>[モデルのあてはめ]を選択します。

3. 「懸垂」「腹筋運動」、および「跳躍」を選択し、[Y]をクリックします。

4. 「体重」「ウェスト」、および「脈拍」を選択し、[追加]をクリックします。

5. 「手法」として[MANOVA]を選択します。

6. [実行]をクリックします。

7. [応答の選択]ボタンをクリックし、[単位行列]を選択します。

8. [実行]をクリックします。

9. 「モデル全体」の赤い三角ボタンをクリックし、[検定の詳細]を選択します。

10. 「モデル全体」の赤い三角ボタンをクリックし、[正準スコアの保存]を選択します。

図10.12 正準相関 

正準相関

正準変数は、固有ベクトルを係数としたY変数の線形結合によって求められます。たとえば、「Canon[1]」の計算式は、次のようになります。

0.02503681*懸垂 + 0.00637953*腹筋運動 + -0.0052909*跳躍

この計算で求められた正準変数(正準スコア)は、平均0、標準偏差1に標準化されていません。正準スコアを標準化するには、計算式エディタにある標準化の機能を使用してください。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).