ここでは、「二変量」プラットフォームでグループ変数(By変数)を使って確率楕円を追加する方法を紹介します。この例で使用するデータテーブルは、beef(牛肉)、meat(牛・豚肉)、poultry(鳥肉)を食材とした3種類のホットドッグについて調べたデータです。3種類のホットドッグでグループ分けして、コストを分析します。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Hot Dogs.jmp」を開きます。
2. [分析]>[二変量の関係]を選択します。
3. 「1オンスあたりのコスト($)」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
4. 「蛋白質1ポンドあたりのコスト($)」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。
5. [OK]をクリックします。
6. 「二変量の関係」の赤い三角ボタンをクリックし、[グループ別...]を選択します。
7. リストから「タイプ」を選択します。
8. [OK]をクリックします。
もう一度[グループ別...]オプションを確認すると、横にチェックマークが付いていることがわかります。
9. 「二変量の関係」の赤い三角ボタンをクリックし、[確率楕円]>[0.90]を選択します。
点を「タイプ」別に色分けするには、次の手順に従います。
10. 散布図上を右クリックし、[行の凡例]を選択します。
11. 列のリストで「タイプ」を選択し、[OK]をクリックします。
図5.19 グループ別の例
Figure 5.19は、異なる種類のホットドッグの確率楕円を、コストを変数としてプロットしたものです。種類ごとに点がクラスターを形成しているのがわかります。