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公開日: 09/19/2023

多次元尺度構成の例

この例では、多次元尺度構成を使って、都市間の飛行距離に基づき、28都市を2次元にマッピングします。データテーブルに含まれるフライトの飛行距離は、距離行列です。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Flight Distances.jmp」を開きます。

2. [分析]>[多変量]>[多次元尺度構成]を選択します。

3. 「Birmingham」から「Washington DC」までを選択し、[Y, 列]をクリックします。

4. 「データ形式」のメニューから[距離行列]を選択します。

図10.2 入力後の「多次元尺度構成」起動ウィンドウ 

入力後の「多次元尺度構成」起動ウィンドウ

5. [OK]をクリックします。

「多次元尺度構成プロット」でデータ点にカーソルを合わせると、行番号または行ラベルが表示されます。以下に、このプロットにラベルを表示する手順と、プロットを回転する手順を示します。

6. 「Flight Distances」データテーブルのウィンドウを選択します。

7. 「都市」列を右クリックし、[ラベルあり/ラベルなし]を選択します。

8. [行]>[行の選択]>[すべての行を選択]を選択します。

9. [行]>[ラベルあり/ラベルなし]を選択します。

10. 「多次元尺度構成」のウィンドウを選択します。

11. [上下に反転]ボタンをクリックします。

12. [左右に反転]ボタンをクリックします。

[上下に反転]ボタンと[左右に反転]ボタンを使うと、多次元尺度構成プロットの向きを変えることができます。多次元尺度構成においては、プロットにおける上下・左右の向きは恣意的に決められています。結果に物理的な位置などの向きがある場合は、プロットの上下・左右を反転したほうが解釈しやすくなるときもあるでしょう。

図10.3 多次元尺度構成プロット 

多次元尺度構成プロット

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