管理図ビルダーで、対話型ワークスペースの[Y変数の追加]オプションを使用するか、または特定の管理図起動ウィンドウで複数の工程を指定することにより、同じウィンドウで複数の管理図を作成することができます。この例では、IMR管理図の起動ウィンドウを使用して、管理限界を新しいデータテーブルに保存します。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Semiconductor Capability.jmp」を開きます。
2. [分析]>[品質と工程]>[管理図]>[IMR管理図]を選択します。
3. 列グループ「Processes」の三角ボタンをクリックして、すべての工程を表示します。
4. 最初の5つの工程を選択して、[Y]をクリックします。
5. [OK]をクリックします。
レポートウィンドウをスクロールすると、選択された5つの工程すべてについて、個々の測定値管理図および移動範囲管理図が表示されます。工程には「仕様限界」列プロパティがあるため、各工程の工程能力分析レポートも表示されます。
6. 「管理図ビルダー」の赤い三角ボタンをクリックして、[限界値の保存]>[新しい縦長形式テーブルに]を選択します。
図3.35 新しい縦長形式テーブル
管理限界が、各Y変数の行と各統計値の列を持つ新しいデータテーブルに保存されます。