この例では、「一変量の分布」レポートに予測区間を追加してみます。将来、観測される10個のオゾン量の観測値に関して、予測区間を計算したいとしましょう。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Cities.jmp」を開きます。
2. [分析]>[一変量の分布]を選択します。
3. 「オゾン」を選択し、[Y, 列]をクリックします。
4. [OK]をクリックします。
5. 「オゾン」の赤い三角ボタンをクリックし、[予測区間]を選択します。
図3.19 「予測区間」ウィンドウ
6. 「予測区間」ウィンドウで、「予測する標本サイズを入力」の横に「10」と入力します。
7. [OK]をクリックします。
図3.20 「予測区間」レポートの例
この例では、95%の信頼水準で、次のように結論することができます。
• 将来、観測される10個の観測値は、すべて、0.013755~0.279995の区間にある。
• 将来、観測される10個の観測値の平均値は、0.115596~0.178154の区間にある。
• 将来、観測される10個の観測値の標準偏差は、0.023975~0.069276の区間にある。